東京都の小学生年代(4種)を束ねる「三井のリハウス 東京都U-12サッカーリーグ(通称Tリーグ)」は、2027年度に2部・3部の"かたち"が変わります。現在3つに分かれている2部(T2)が2リーグに、2つの3部(T3)が3リーグにという再編です。これは噂ではなく、2026年度の実施要項(令和8年3月11日発行)にすでに書かれている方針です。この記事では、要項の原文をもとに「確定していること」と「これから最終確定すること」を分けて整理します。

いまの編成(2026年度・確定)
2026年度の実施要項「10. リーグ戦形式」には、次のとおり明記されています。
(1)1部、2部(グループ A・B・C)、3部(グループ A・B)各 10チームの2回戦総当り方式のリーグ戦を行う。
| 階層 | グループ | チーム数 |
|---|---|---|
| 1部(T1) | 単一リーグ | 10チーム |
| 2部(T2) | A・B・Cの3グループ | 各10=計30チーム |
| 3部(T3) | A・Bの2グループ | 各10=計20チーム |
これに加えて、下から上がる入口として3部昇格リーグがあります。公式の構成ページには、その仕組みがこう書かれています。
1~15ブロックからの推薦15チームとJA東京カップ優勝チーム所属ブロックからの第2代表の16チームを4組に分けリーグ戦を行い、各組の1位が来年度3部に昇格します。
つまり 16チーム → 4組 → 各組1位(計4チーム)が翌年度の3部へ、という入口です。ここまでは公式で確認できる確定情報です。
要項に書かれた「2027年度構成に向けた」昇降格
再編が「噂ではない」と言える根拠は、2026年度の実施要項に「11. 2026年度自動昇降格(1・2・3部自動入替及び3部ブロック降格と昇格リーグ戦)」という条文があり、翌年度の枠を見据えた昇降格が数字まで明記されているからです。原文の要点は次のとおりです。
- 1部:1位〜7位の7チームは2027年度「1部」残留。8・9・10位の3チームと、2部A・B・C各1位の3チームで自動昇降格。
- 2部:2位〜6位の15チーム(=各グループ5チーム×3)は2027年度「2部」残留。7位〜10位の12チームと、3部A・B1位の2チームで自動昇降格。
- 3部:2位〜8位の14チームは2027年度「3部」残留。9・10位の4チームはブロックリーグへ降格。
- 3部昇格リーグ:ブロックリーグ1位チームと別枠1チームの計16チームでリーグ戦を行い、その結果の1位4チームが2027年度「3部」昇格。
そして要項には、この昇降格の結果として組まれる2027年度の構成そのものを示した表が載っています。表の見出しには、はっきりとこう書かれています。
2部(30)➡(20)へ構成 / Aグループ・Bグループ 3部(20)➡(30)へ構成 / Aグループ・Bグループ・Cグループ
2部は30チーム → 20チーム(3グループ → 2グループ)、3部は20チーム → 30チーム(2グループ → 3グループ)。冒頭の「T2→2リーグ、T3→3リーグ」は、この要項の構成表そのままです。数字のつじつまも合っています。
- 2027年度の2部(20)= 1部からの降格3 + 2部残留15 + 3部からの昇格2
- 2027年度の3部(30)= 2部からの降格12 + 3部残留14 + ブロックからの昇格4
「上(2部)を絞り、下(3部)の受け皿を広げる」再編が、制度としてすでに動いていることが要項から読み取れます。
「確定」と「これから確定」を分けて理解する
ここは保護者が混同しやすいポイントなので、はっきり分けます。
- 要項で確定していること:2027年度のリーグ数と各部の総枠(2部=2グループ20/3部=3グループ30)、およびどの順位がどこへ動くかの昇降格ルール。これは2026年度要項に明記済みです。
- これから確定すること:実際にどのチームがどのグループに入るか。これは2026年度の最終順位が出て初めて決まり、正式なグループ分け・チーム名は2027年度の大会要項で公表されます。
数字を人に伝える前に、必ず公式の最新要項で裏を取ってください。特に「うちの子のチームが来年度どこに入るか」は、シーズン最終順位が確定するまで断定できません。
保護者が今から見ておくべきポイント
再編期は、我が子のチームが「どのカテゴリーの・どのグループに入るか」が例年以上に動きやすくなります。次の3点を押さえておくと、来年度の所属を追いやすくなります。
- 最終順位:2026年度の最終順位が、そのまま2027年度の部・グループを左右します。特に1部8〜10位、2部7〜10位、3部9〜10位は入替・降格のラインです。
- 3部昇格リーグ(2月):要項では2027年2月20日・21日開催予定。各ブロック1位+別枠1の16チーム→4組→各組1位が3部へ。3部が3リーグに広がるぶん、この入口の重みが増します。
- ブロックリーグの順位:土台となるブロックリーグの前後期総合順位が、3部昇格リーグへの推薦(各ブロック1位)を決めます。
正確な情報の確認先
再編の正式な内容は、伝聞ではなく一次情報にあたるのが確実です。次の順で見ると迷いません。
- 各年度の実施要項(PDF):昇降格の枠・リーグ数・構成表の正式な記載。最終根拠はここです(公式サイト「大会要項・各種書式」→「各種資料」→一般公開→該当年度フォルダ)。
- Tリーグ公式サイトの構成ページ:その年度の1部・2部・3部の編成とグループ分け。
- 各節の「リーグ予定・成績」ページ:所属グループ・対戦日程・順位が随時更新されます。
- 所属ブロックの連盟サイト:ブロックリーグの日程・結果はブロックごとが早いことがあります。
次に読む
※本記事の2027年度構成(2部20/3部30、各部のグループ数)と昇降格ルールは、2026年度の実施要項(令和8年3月11日発行)に基づく記載です。実際のチームごとのグループ割りは、2026年度の最終順位と2027年度の大会要項で確定します。数値・所属は必ず各年度の公式要項でご確認ください。