「勝たせたいのに、結果を求めるほど伸び悩む気がする」——その違和感に理由をくれるのが、菊原志郎・仲山進也『サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質』です。サッカーとビジネス、2つの“育成のプロ”の対話から、人が育つ環境の条件を掘り下げます。
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こんな悩み・場面に効く
- 結果を求めるほど子どもが萎縮している気がする
- 「自分で考えて動ける子」にどう育てればいいか分からない
- スポーツと仕事、両方に通じる“育て方”を知りたい
どんな本?
元日本代表で東京V・日本代表・横浜FMなどの育成に携わった菊原志郎さんと、楽天大学学長として数万社の成長を支えた仲山進也さんの対話形式(徳間書店、2019年11月30日刊、240ページ/中島翔哉推薦)。全5章で、①才能はどう育つか ②強いチームをつくる組織文化 ③組織づくり=自走するチーム ④個人の育成1=伸びる子と伸びない子の違い ⑤個人の育成2=自走する人の増やし方、と展開します。
本書の要点
- 成功と失敗の4象限:「無駄な成功/良い成功/良い失敗/無駄な失敗」で経験の質を捉え直す。
- 良い失敗を増やす:試行錯誤(遊び)の中でこそ知恵が育つ。
- 結果偏重は成長につながらない:最短距離を求めるほど学びの機会が減る。
- 自走する人を育てる:指示待ちでなく、自ら考え動く状態をどうつくるか。
読んで、明日から実践できること
- 子どもの挑戦を「良い失敗」として言葉にし、責めない
- 答えを渡す前に「どうしたらいいと思う?」を挟む
- チーム運営でも“できた/できない”より「どんな失敗をしたか」を共有する
サッカーに限らず、家庭や職場の“育てる場面”すべてに応用できる考え方です。
こんな人におすすめ/向かない人
- おすすめ:育成観を一段深めたい指導者・保護者/スポーツ×仕事の両面で“育つ環境”を考えたい人。
- 向かない:具体的な練習メニューや戦術のハウツーがほしい人(本書は考え方が中心)。
著者について
菊原志郎さん(育成指導者)×仲山進也さん(楽天大学学長)。異なる分野の“育成のプロ”だからこそ見える、普遍的な本質が語られます。
よくある質問
Q. サッカーの本ですか、ビジネス書ですか? A. 両方です。サッカーの事例からビジネス・子育てに通じる原理を引き出します。
Q. 指導者でなくても役立つ? A. はい。保護者・マネジメント層にも学びの多い一冊です。
Q. どんな形式で読めますか? A. 電子書籍(Kindle)で読めます。紙版の有無・価格は商品ページでご確認ください。
まとめ
“勝たせ方”ではなく“育て方”の教科書。指導者と保護者、両方で読みたい一冊です。 → Amazonで見る
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